【京都】祇園の懐石《山玄茶》京都で気に入ったお店があったら、するべきこと。


写真は「落ち鮎」です。

友禅の悉皆屋(しっかいや)のMさんから「せっかく京都にきたなら、連れて行ってあげたいところがある」とご招待いただきました。

祇園の花見小路をぬけたところにある懐石の《山玄茶》。
招福楼出身のご主人は、ご自身も近江の出身。

最後にでた近江米でのたまごかけご飯からの怒涛のご飯づくしは、ふだんお米を食べないわたしが「人生最後にたべたいです!」と涙ながらにうったえたほど。

塩結びには、咽び泣きました。本当に今まで食べたご飯でいちばん美味しかったです。

Mさんから教えていただいたのは、京都で気に入ったお店があったら、とにかく一か月に一度通うこと。

それによりようやく〈客〉として認められ、やがて、通ううちに主客が一体になっていくそうです。

お店に馴染みの方とご一緒したときに良い具合でも、次回自分ひとりで来た時に対応に差がある理由はそれだったのですね!

〈京都人に案内してもらう京都篇〉、ほかにも5つ記事を書いています。
よろしければ、この機会にまとめてご覧ください😌

— 〈京都人に案内してもらう京都篇〉5つの記事 —
  
【京都】祇園の懐石《山玄茶》京都で気に入ったお店があったら、するべきこと。

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この機会に、ぜひ他の記事もご覧ください😌

Ochi Ayu.Meaning special autumn ayu🦈 caught downstream.
I’ll post about my trip to Kyoto in October.

I was invited by Mr. M of Shikkai-ya, a Yuzen producer, to visit a kaiseki restaurant. It was the kaiseki restaurant called Sangencha, located at the end of Hanamikoji Avenue in Gion.

The owner, who is from Shofukuro, is also from Omi.It was a dazzling experience, starting with the tamagokake rice with Omi rice served at the end! He served us various ways to eat rice.
I don’t usually eat rice, but I want to eat it for the last time in my life! I was in tears as I pleaded with him to help me. The salt knot made me sob.This is the best rice I’ve ever eaten in my life.

Mr. M. taught me that if you find a restaurant you like in Kyoto, you should go to it once a month.By doing so, he says, you finally become a ‘guest’, and eventually, the main guest becomes one with you.

So that was the difference between being with a familiar face and the next time you came by myself.

INFO

山玄茶
※食べログリンクです。

近江出身のご主人の大きな手で握られるおにぎりは最高の味でした。
もちろん招福楼由来の懐石、すべてが丁寧で優しい味でした。