
こんにちは。
ムーサの芸術研究会の梅澤さやかです。日本文化にそなわる「自然と人がつながるライフスタイル」を未来に活かすために、日本文化の過去・現在・未来をかんがみ、語ってます。
コロナによりテレワークが進みました。
無理な通勤がなくなり、心の余裕ができた!という人も多いそうです。
これからは、どこでも仕事ができるなら、住む場所もより自由にえらべそうですね。
私の周りでは、二拠点生活を始める人も多いです。というわけで…
──セカンドハウスを持つならどこがいいですか?
※ まず予算は(かっこ)に入れて自分がもっともセカンドハウスに求めていることを考えてみてくだださいね♪
わたしは断然!草津!です。
周辺でいえば、軽井沢や八ヶ岳など、すてきなエリアは数多いのに、なんで草津?
というわけで〈セカンドハウスをもつなら草津が良い理由〉を、草津の見どころ・歴史とともにお届けしていきます。
しょっぱなから、結論です。
なんといってもお湯がすごい。
日本三大薬湯の1つ。効能高いお湯の秘密
仕事・家のことなどで、忙しい人こそ《休む技術》が大切です。
コロナのお陰様で、いかに健康を守ることが大切かもひしひしと身に染みました。
どうせ休むなら、思いっきり回復するところが良いですよね。
それを可能にしてくれるのが、草津のお湯なんです。
活火山・草津白根山の地下水に、火山ガスが合成してできた源泉です。
特徴は
・自噴
・泉温が高い
・日本最大の湧出量(毎分3万6千リットル)
泉質は酸性が強く、場所により硫黄が入っているところ・入ってないところが分かれます。
私的な注目は、なんと言っても日本一の水素含有量という点です。お湯に浸かれば、肌から水素点滴しまくり状態です。今回も心身疲弊し切った私も、調子が悪かった母も、草津の自然を触れて、お湯につかった一晩でみるみる精気がみなぎりました。
水素は、老化・不調の原因となる活性酸素を排泄してくれることをご存知の方も多いとおもいますが、それだけではなし。体内のクリーンで効率的なエネルギー循環には水素が欠かせません。食べ物から水素を抽出し、体内のミトコンドリアにおくり、それが酸素と結びつくことでATPというエネルギーが生まれるのです。
草津の湯に魅せられた有名人たち
歴史も古く、立ち寄ったと言われている有名人は、大和時代・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)、奈良時代・行基(ぎょうき)、鎌倉時代・源頼朝、江戸時代・小林 一茶まで。
江戸時代の「温泉番付」では、西の大関が「摂州有馬の湯」なら、東の大関は「上州草津の湯」と選ばれるほどです。日本三大名湯/薬湯のうち、2つは有馬と草津で、後の1つが岐阜・下呂になるか、新潟・松之山になるかというほど不動のポジションを誇ります。
ちなみに一茶が詠んだ句は
湯けむりに ふすぼりもせぬ 月の貎 |
江戸時代の句なのに、自分も温泉に浸かって月をみてる錯覚が起こります。今も昔も良いお湯に浸かって癒される文化は変わらずですね。
私にとって草津のお湯は、マッサージにいくより効能を感じるトリートです。この草津のお湯にいつでも入れる魅力には勝てません♨️
万葉集の時代からの名景《榛名湖(はるなこ)》
草津には、東京からですと、車で関越に乗っていくか、上野駅から「特急草津」に乗るか、渋谷・新宿などから高速バスに乗るか。3時間半はかかります。
うちは練馬IC近くなので、車で2時間半ほどです。渋川伊香保ICを出て、30分ほどにある《榛名湖(はるなこ)》に寄ってから草津に向かいましょう。榛名山の火山活動で出来たカルデラ湖。標高1,100メートルの澄んだ空気に心が鎮まります。万葉集の時代から上野国を代表する《伊香保の沼》として知られてきた景色です。

湖際の食堂で、舞茸フライがのったうどんを食べます。肉厚!うまい!(夢中になって食べたため、写真なし)群馬は舞茸が名物です。これでもかというほどの量が出ます。
この舞茸を買うには、草津の《道の駅》(品揃え悪し)ではなしに《草津市場》に行ってくださいね。(※記事一番下にINFOを載せましたのでチェックください。英語をとばしてスクロールしてね。)草津の湯畑近くの八百屋とかお土産屋でも買わないでください!確認したら料金が2倍でした。
舞茸フライでおなかいっぱいになったら、次。
晴れていれば榛名山のロープウェイにのって山の上にいくと良いでしょう。
それから《榛名神社》も寄りましょう。
関東屈指の霊場、榛名湖
榛名湖からは、車でほんの10分。
「関東屈指の霊場」である関東の修験道のメッカです。

地図を見ると、完全に龍脈(谷と谷に挟まれた山地の一番高い部分の連なり)に位置してます。すでに平安時代から格式の高い神社として登録もされてますが、遺跡から昔は寺院であったとみられてます。江戸時代には農民たちがこぞって「講」を作り、雨乞いや豊作祈願で訪れました。




大いなる薬湯をもたらしてくれた草津。
人の世にはいろんな世相がありますが、ここの土地にある恵みには変わりありません。
Where in Japan do you like to have a second house?
I definitely choose in Kusatsu!
In spite of many nice areas such as Karuizawa and Yatsugatake nearby, there is something about Kusatsu. Hot spring.
For those who know how health maintenance is necessary for QOL, you may know how valuable having Kusatsu hot spring everyday♨️
The Kusatsu spring is amazing because it contains the highest hydrogen in Japan. If you soak it in hot water, hydrogen will drip from your skin. It’s impressive treatment. I was exhausted both physically and mentally, and my mother, who was not feeling well, touched the nature of Kusatsu and was full of energy in a night soaked in hot water. Great.
Many of you know that hydrogen excretes active oxygen that causes aging and fatigue. Furthermore hydrogen is essential for clean and efficient energy circulation of the body. Hydrogen is extracted from food, put into mitochondria in the body, and combined with oxygen to generate energy called ATP. So, for me, Kusatsu’s hot spring is a miracle treatment that has a more reliable effect than going to a massage.
I usually drive to Kusatsu from Tokyo on the Kan-etsu Expressway. It’s two and a half hours from home. On the way, I left the Shibukawa Ikaho IC and stopped at Lake Haruna, which is about 30 minutes away. It is a caldera lake made of volcano 🌋. it is quiet. Just looking at it will calm your mind. A landscape that has been known as “Ikaho no Numa”, which represents Kozuke Province since the days of Manyoshu.
I ate udon noodles with fried Maitake mushrooms at the lakeside dining room. Thick! good!
It was cloudy, so I gave up on the Haruna mountain ropeway and decided to go to Haruna Shrine.
TBC.
INFO
《草津市場》
〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津10−1
+81(0)279-88-5510
湯畑から車で6〜7分くらい。
道の駅に間違えて行ってしまったら、湯畑方面に引き返す価値あります。
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